高総体を終えて
今年も高総体が終わりました。 団体戦では27大会連続45回目となる優勝 「連覇」という周囲からの期待がかかる中でしたが、過去の記録を意識したことはありません。 毎年選手は変わり、チームは生まれ変わる。 だからこそ「この年のメンバーで、どう戦い抜くか」、その1点だけに集中して大会へ臨みました。 4月に頼もしい1年生新戦力が加わったことで、一時は2・3年生が部内でも圧倒されるほどの激しい競争が巻き起こりました。 しかし、これまでに積み上げてきた時間を信じ、2・3年生がチームは一つにまとまります。 実際には団体戦メンバーではなかったものの、主将の緒方が怪我で4月末までいない中でも副将の舟越が全体を盛り上げていたことが非常に良かったと思います。 そして、3年生で唯一メンバー入りした主将の緒方、そしてGW遠征からチームの中心として自覚を持って行動してきた2年生の三原・藤瀬・金子。 この上級生たちの強い信頼関係をベースに、1年生からは永田をメンバーに加えた布陣で挑みました。 今年のメンバーは、高総体の団体戦初出場となる選手ばかり。 本番では、三原と藤瀬のシングルス2本柱が躍動。 団体戦という独特のプレッシャーがかかる舞台でも、相手を圧倒する素晴らしい力を発揮してくれました。 また、初めての舞台で張り詰めるような空気を感じ、不安定さを出す場面もあった1年生の永田にとっても、海星の未来を創るための「確かな第一歩」となる貴重な経験となりました。 シングルスでは、上位シード勢が次々と敗れる大波乱の展開となりました。 第1シードとして臨んだ三原は、1年生の頃からNo.1として強打の相手と戦い続けてきたがゆえに、相手との距離の詰め方や駆け引きといった部分で次への明確な課題が見つかる、意味のある敗戦を経験しました。 ここからさらに強くなります。 そんな中、準決勝では1年生の合原が躍進。 雨が降りしきる難しいコンディションの中、スプリットステップを細かく刻んで高い集中力を保ち、粘り強いストロークを展開。崩れないタフなメンタルを武器に見事決勝進出を決め、初のインターハイ切符を掴み取りました。 決勝戦は、その合原と2年生・藤瀬による同校対決に。 お互いに固さの残る立ち上がりでしたが、藤瀬が先輩としての意地を見せます。相手の体力が落ちてきた好機を逃さず、自分の信じる自信のあるボールを打ち込み、見事高...