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吉田響という男

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先週から帰省しているOBの吉田響(朝日大学)が最後の練習に参加してくれました。 高校時代、コートの端から端までボールを追いかけた日々も、汗で重くなったラケットを握り続けたことも、「本当にこれで合っているのか」と不安になる瞬間はあったと思います。 どんなに練習を重ねても、望んだ結果が100%ついてくるとは限らない。勝ち負けの世界にいる以上、「努力は報われない」と感じてしまう日があるのは、本気で向き合ってきた証拠。 だけど、響がコートで流した汗や、倒れ込むほど走った日々が無駄になることは絶対にない。 レギュラーとして活躍させてあげることは出来なかった。 しかし、12番コートで(海星はいつも9番~12番コートで練習している)いつも声を出して最後の最後までボールを追いかけていた。 下のコートで同級生のそんな姿勢があったから、当時のキャプテンだった平山(立命館大学)も心強かったはず。 試合の勝利やレギュラーだけが努力のゴールじゃない。限界だと思ったところからもう一歩足を出せたこと、土壇場で自分を信じられたこと。その心の強さこそが、すでに手に入れている大きな成果。 腐ることなく、コートに立ち続けた経験は、誰にも奪えない一生の財産。挫折を知っている人間ほど、次のチャンスで強く立ち上がることができる。 「報われる努力」を待つんじゃない。走ってきたその道のり自体が、すでに自分を強くしてくれている。 明日も応援よろしくお願いします!!

2026夏の活動について

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奈良インターハイ:コートに残した「3年間の答え」と「未来への希望」 関西に入り、まずはOBを訪ねて立命館大学へ。現役大学生に混じっての練習は、技術面はもちろん勝負に対する姿勢や意識の高さを肌で感じる貴重な1日となりました。ホテルに到着すると、大塚製薬所属のOBから心温まる差し入れが届くなど、遠く離れた地でも多くの方々が見守ってくださっていることを強く実感しました。 2日目の会場練習ではお世話になっているWILSONブースへ。大会直前に発生した熊本地震の話題もありましたが、熊本出身の上田さんが「がんばろう熊本」とTシャツなどにプリントを施し、温かなエールを届けてくださいました。そうした多くの方々の想いを背負い、8月2日、いよいよ団体戦当日の幕が上がりました。 【団体戦結果】 海星 0 - 3 代々木(東京2位) D:緒方・永田(3年・1年) 3-6 S1:藤瀬(2年) 0-6 S2:三原(2年) 3-6 12:00試合開始。酷暑の中での戦いは、残念ながら5年ぶりの初戦敗退という厳しい結果に終わりました。厳しい暑さの中で体力的にも精神的にも足りない部分が多く、苦しい場面で苦しい選択をしきれなかったことが悔やまれます。相手のセカンドサービスでの選択ミスや自分たちのファーストサービスの選択など、判断基準が明確にならず、選手たちの持てる力をすべて出し切らせてあげることができませんでした。 しかし、主将・緒方にとっては、3年目にして初めて掴み取った最後のインターハイ。怪我との戦いだった3年間でしたが、コート上には「これぞ緒方」と感じさせるプレーがありました。 続く個人戦でもシングルス・ダブルスともに初戦敗退となったものの、団体戦と同じく緒方・永田のコンビで挑んだダブルスでは、今大会ベスト8入りを果たした早稲田実業に対し、5-4、6-5と勝利の目前まで相手を追い詰めました。あと一歩のところで攻めきれず勝利を手繰り寄せることはできませんでしたが、最高峰の舞台で「勝負所で1本を取りに行く勝負度胸」と「全国で1つ勝つことの難しさ」を全身で痛感しました。 勝利にあと一歩届かなかった願いに胸が締め付けられ、自分を限界まで高めたからこそ流せる本物の涙がありました。勝ちへのこだわりはもちろん、コートで見せたその背中には、この海星で汗を流し続けた3年間の確かな成長と誇りが溢れていました。 ダブル...

九州総体in長崎

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6月20日〜23日まで九州総体が長崎・柿泊で行われました。 男子団体 1回戦 海星 3-0 熊本工業(熊本) D 緒方・谷口(3年・1年)8−0 S1 藤瀬(2年) 8−3 S2 三原(2年) 8−0 土曜日の初戦は、激しい雨がコートを濡らすタフな幕開けとなりました。 ダブルスには、雨で濡れた重いボールの変化にも力負けしないパワーを持つ1年生の谷口を起用。 初の団体戦という大きなプレッシャーがかかる舞台でしたが、物怖じしない勢いのあるプレーで見事に試合をコントロール。 3年生の緒方とのコンビで8-0の完勝を収めました。 雨による中断・順延となった難しい展開となりましたが、シングルス1の藤瀬(2年)もしぶとくラリーを展開してリードを奪い、2日目へ。 快晴となった2日目 藤瀬は相手に主導権を渡さず8-3で勝利。 続くシングルス2の三原(2年)も8-0と圧倒的な安定感を見せ、県大会で見えた課題を修正しながら、今後のチームの方向性を明確に示す快勝で2回戦進出を決めました。 2回戦 海星 0-2 大分舞鶴(大分) D 緒方・永田(3年・1年) 3−8 S1 藤瀬(2年)3−8 S2 三原(2年) 0−1打切 2回戦は、九州の、そして全国の厚い壁である強豪・大分舞鶴高校との対戦。 ダブルスにはサービスとボレーを得意とする1年生の永田を投入。 序盤は緊張からかプレーの選択に迷いが生じリードを許したものの、中盤からリターンポジションを下げるなどの修正すると、心の余裕が生まれ、相手を上回るラリーを展開する時間帯も多く作れました。 主将の緒方は、2人の1年生を引っ張りながら試合のテンポをコントロールするプレーを見せましたが、ここからさらにギアを上げる局面での課題も見つかりました。 シングルス1の藤瀬は、日本一の称号を持つトッププレーヤーと激突。 ストローク戦では相手を凌駕するショットを見せる場面もありましたが、サービス力に差をつけられ、ゲームを優位に進める難しさを痛感しました。 結果は敗退となりましたが、1・2年生を中心とする若いチームにとって、インターハイまでの残り1ヶ月でやるべきことが明確になる、非常に価値のある財産となりました。 個人戦結果 個人戦でも、各選手が長崎の代表として堂々たる戦いを見せてくれました。 男子シングルス 3回戦: 合原(1年) 2回戦: 藤瀬(2年)、金子(...

高総体を終えて

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今年も高総体が終わりました。 団体戦では27大会連続45回目となる優勝 「連覇」という周囲からの期待がかかる中でしたが、過去の記録を意識したことはありません。 毎年選手は変わり、チームは生まれ変わる。 だからこそ「この年のメンバーで、どう戦い抜くか」、その1点だけに集中して大会へ臨みました。 4月に頼もしい1年生新戦力が加わったことで、一時は2・3年生が部内でも圧倒されるほどの激しい競争が巻き起こりました。 しかし、これまでに積み上げてきた時間を信じ、2・3年生がチームは一つにまとまります。 実際には団体戦メンバーではなかったものの、主将の緒方が怪我で4月末までいない中でも副将の舟越が全体を盛り上げていたことが非常に良かったと思います。 そして、3年生で唯一メンバー入りした主将の緒方、そしてGW遠征からチームの中心として自覚を持って行動してきた2年生の三原・藤瀬・金子。 この上級生たちの強い信頼関係をベースに、1年生からは永田をメンバーに加えた布陣で挑みました。 今年のメンバーは、高総体の団体戦初出場となる選手ばかり。 本番では、三原と藤瀬のシングルス2本柱が躍動。 団体戦という独特のプレッシャーがかかる舞台でも、相手を圧倒する素晴らしい力を発揮してくれました。 また、初めての舞台で張り詰めるような空気を感じ、不安定さを出す場面もあった1年生の永田にとっても、海星の未来を創るための「確かな第一歩」となる貴重な経験となりました。 シングルスでは、上位シード勢が次々と敗れる大波乱の展開となりました。 第1シードとして臨んだ三原は、1年生の頃からNo.1として強打の相手と戦い続けてきたがゆえに、相手との距離の詰め方や駆け引きといった部分で次への明確な課題が見つかる、意味のある敗戦を経験しました。 ここからさらに強くなります。 そんな中、準決勝では1年生の合原が躍進。 雨が降りしきる難しいコンディションの中、スプリットステップを細かく刻んで高い集中力を保ち、粘り強いストロークを展開。崩れないタフなメンタルを武器に見事決勝進出を決め、初のインターハイ切符を掴み取りました。 決勝戦は、その合原と2年生・藤瀬による同校対決に。 お互いに固さの残る立ち上がりでしたが、藤瀬が先輩としての意地を見せます。相手の体力が落ちてきた好機を逃さず、自分の信じる自信のあるボールを打ち込み、見事高...

高総体メンバー

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5月6日、佐世保総合グラウンドにて「チャレンジカップ」が開催されました。 この大会は、高校総体の登録メンバーには惜しくも届かなかった3年生たちにとっては、これまでの集大成をぶつける大切な舞台です。 今年の3年生は、ステラマリスコースの初心者が多い代でした。 進学コースということもあり、放課後の練習時間は毎日わずか1時間。 1年生のころを思い返せば、ラケットにボールを当てることすらままならず、悔しさから諦めそうになった日もあったはずです。 しかし、彼らのそばには常に同じ志を持つ仲間がいて、「あいつが頑張っているから、自分もあと少しだけ頑張ろう」と互いを高め合ってきました。 長年彼らを見守ってきた小島先生も、「本当に上手くなった。技術だけでなく、背中で後輩を引っ張ろうとするその姿勢こそが、海星テニス部の伝統だ」と話していました。 そして、今日、高校総体メンバー発表しました。 ■ 団体戦メンバー 3年: 緒方 2年: 三原、藤瀬、金子 1年: 永田 ■ 個人戦シングルス 3年: 緒方、只安、舟越、岩崎 2年: 三原、藤瀬、林田、金子 1年: 本山、合原、野村、谷口、永田、上河、久門 ■ 個人戦ダブルス 緒方・永田 / 三原・金子 / 藤瀬・野村 本山・谷口 / 舟越・林田 / 合原・只安 久門・岩崎 / 上河・船津 / 中原・小野 出場できなかった3年生の分まで、妥協せず、全力で戦い抜いてほしいです。 明日も応援よろしくお願いします!!

愛媛遠征2026

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5月1日から5月4日まで愛媛県で行われたプレインターハイへ。 今年は、男子が砥部運動公園ハードをメインコートとして、実施されました。 海星A 2−1敦賀気比A D1   緒方、永田3-6佐々木、笹部 S1   三原6-3池田 S2   藤瀬6-2篠田 海星B 2−1敦賀気比B D1   谷口、本山6-3日高、下川 S1   只安6-3早川 S2   金子3-6野田 海星C 2−1高松北B D1   舟越、林田6-4澤部、村井 S1   合原6-2山本 S2   野村4-6槲田 海星A 1−2新田A D1   藤瀬、永田4-6倉本、古谷 S1   三原2-6宮田 S2   金子6-3平野 海星B 2−1新田B D1   緒方、谷口6-4広瀬、共草 S1   只安4-6吉田 S2   合原6-1田中 海星C 3−0川之江 D1   岩崎、林田6-3田辺、仁川寺 S1   本山6-2大西 S2   舟越6-0石川 海星A 0−3北陸A D1   藤瀬、永田0-6山本、中村 S1   三原1-6川上 S2   合原1-6宮本 海星B 2−1光泉C D1   只安、谷口6-1飯田、下原 S1   本山6-2大音 S2   金子6-7(5)清水 海星C 0−3北陸C S1   舟越0-6真山 D1   上河、野村2-6松永、片谷 S2   久門0-6伊藤 海星A 1−2岡山理大 D1   緒方、永田2-6高橋、森本 S1   三原7-5末次 S2   藤瀬2-6山中 海星B 2−1松山東 D1   本山、谷口6-3村上、川野 S1   只安6-7(3)...

海星高校テニス部ブログをご覧の皆様へ

いつも温かい応援をありがとうございます。 今日は、私たちのチームにとって、そして私個人にとっても、非常に胸が締め付けられる悲しいお知らせに向き合わなければなりません。 かつて共にコートを駆け抜け、泥臭くボールを追いかけ、海星の伝統を繋いでくれた教え子が、24歳という若さで旅立ちました。病魔と闘い抜いた彼の人生には、もっとやりたいこと、叶えたい夢が溢れていたはずです。 テニスの試合も、人生も、時には残酷な展開が待ち受けています。 思うようにいかない練習、勝てない試合、将来への不安。日々の生活の中で、私たちはつい「苦しい」「投げ出したい」と思ってしまうことがあります。 しかし、彼が教えてくれたのは、「今日という日は、誰かが生きたくても生きられなかった明日である」という重い事実です。 コートに立てること、ラケットを振れること、仲間と声を掛け合えること。 私たちが当たり前だと思っているこの日常は、実は奇跡のような積み重ねの上に成り立っています。 私たちは完璧ではありません。ミスをして落ち込むこともあれば、選択を間違えて後悔することもあります。 でも、それでいい。 後悔すらできないほど早く走り去ってしまった彼の分まで、私たちは「今」という時間を泥臭く、精一杯生き抜かなければなりません。 足が止まりそうな時こそ、一歩前へ。 心が折れそうな時こそ、顔を上げて。 彼が見たかった景色を、私たちがこの目で見届けるために。 今この瞬間を大切に。